土曜つながる広場(無料一般公開・事前申込み不要)

<ことばと文化でつながる広場> (8月18日(土)10:00-17:00)

日本語教育とは,ことばや文化が異なる人に日本語を教えること…。でも,そもそも「ことば」「文化」が異なるとは,どういうことなのでしょうか。 <ことばと文化でつながる広場>(略称<ことば広場>)は,日本語教育の現場からのお話,ことばや文化をテーマとした映画等を通して,「ことば」と「文化」について考える広場です。 3つのプログラムがあります。それぞれの概要は以下の通りです。

●日本語教育の現場を見てみよう

●時間・会場:10:00-15:00 ・ 名古屋大学東山キャンパス ES総合館1階 ES会議室
日本語教育の現場を見てみよう

 このプログラムは,日本語教育の勉強を始めてみたい,日本語教育のことをもっと知りたいと考えている人を対象とした企画です。 日本語教育の現場には,日本語学習者に日本語を教える現場と,日本語教師を志望する人を養成する現場があります。 「日本語教育の現場を見てみよう」では,国内外の日本語教育の現場で活躍している人の経験談を聞き,そこから「日本語教育の楽しさ」「日本語教育の勉強のおもしろさ」について,参加者が気楽に話し合える機会を提供します。 日本語学習者に日本語を教えている人からは,どこで,どんな人にどうやって教えているのかについて経験談を聞くことができます。 また,日本語教師養成講座を受講している人や修了した人を囲んで,どんな授業を受け,どんな勉強をしたのか,そして講座を受講することでどんなことを感じたのかについて情報を得ることができます。 日本語教育の経験者から具体的な体験談を聞きたいと思っている方はぜひご来場ください。

10:00-11:00  紹介タイム:一人5分の持ち時間を使って、紹介者がどんな経験談を話すのかを紹介してもらいます。
11:00-12:00  情報交換タイム:紹介タイムで興味を持った紹介者を囲んで気楽に情報交換をする時間です。
13:00-14:00  紹介タイム:一人5分の持ち時間を使って、紹介者がどんな経験談を話すのかを紹介してもらいます。
14:00-15:00  情報交換タイム:紹介タイムで興味を持った紹介者を囲んで気楽に情報交換をする時間です。
*午前と午後では別の紹介者が経験談を紹介します。

●多文化映画祭 pdf PDFチラシはこちら)

●時間・会場:10:30-16:50 ・ 名古屋大学東山キャンパス ES総合館1階 ESホール
映画

 「だれもが暮らしやすい社会の実現」「多様な人々がたがいにつながりを持って生きていける社会」は,みんなの願い。 でも,どうしたらそんな社会になるのでしょうか? 「移民」「難民」「ろう者」の生活から現在の日本社会の「多様性」を映し出した3作品には,そのヒントがいっぱい。 全作品入場無料,上映後に監督のトークショーもあります。多くの方のご来場をお待ちしています。

「ブラジルから来たおじいちゃん」 「すぐそばにいたTOMODACHI」 「珈琲とエンピツ」

  ブラジルから来たおじいちゃん すぐそばにいたTOMODACHI 珈琲とエンピツ
映画上映 10:30-11:30 12:30-14:10 15:10-16:20
監督トークショー 11:30-12:00 14:10-14:40 16:20-16:50
「ブラジルから来たおじいちゃん」 【公式HP】
紺野堅一さんは,現在92歳。不況まっただ中の戦前の日本から,出稼ぎのつもりで単身ブラジルに渡って72年。言葉もわからない土地で,10回も職業を変え,破産の憂き目にもあった。 だが,諦めずに努力した甲斐があって,今ではサンパウロで悠々自適の暮らしをしている。しかし,紺野さんは家でじっとしているご隠居さんではない。今年も紺野さんは飛行機だけでも26時間かけて日本にやってくる。 それは日本に出稼ぎに来ている 若いブラジル人たちを訪ねるためだ。彼らの将来はいったいどうなるのか。子供たちの教育の現状はどうか。90歳を超えても遠い未来を見すえて,希望を語るおじいちゃんの物語。
【監督】栗原奈名子。早稲田大学政経学部政治学科卒業,ニューヨーク大学大学院でPh.D.を取得。
ドキュメンタリー/制作:MuchaKU Lab/監督:栗原奈名子/2008年/日本/日本語・ポルトガル語/字幕:日本語・ポルトガル語/59分/カラーミニDV/配給:メディア・アンゲロス/第21回東京国際女性映画祭招待作品
「すぐそばにいたTOMODACHI」 【公式HP】
3.11の未曾有の東北大震災に際して多くの国が救援隊を派遣した。米軍の救援活動はOPERATION TOMODACHIと名付けられた。 一方でそれまで日本にいた外国人の多くは身の危険を感じて続々と帰国していった。 そんな中で在日ビルマ人95人が被災地を訪れ,炊き出しや清掃ボランティアを敢行した。軍事政権下の圧政で国に帰るに帰れず,加えて日本の難民制度の制約という壁の二重苦に苛まれているにもかかわらず,彼らは被災地のためにボランティア活動をすることを買って出たのだった。 こんな身近にこんなにもTOMODACHIがいたなんて。彼らを突き動かすのはいったい何なのであろうか? 彼らの3年を追い,力強い生き方に密着した。
【監督】セシリア亜美・北島。アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ,育ち。小学校5年時に来日。
「珈琲とエンピツ」 【公式HP】
映画の主人公は,静岡県湖西市にあるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長,太田辰郎さん。ろう者である。30年以上のキャリアをもつサーファーで,自らサーフボードを作る職人でもある。 4年前,長年の夢だった自分のお店を開いた。聞こえない太田さんがお客さんをもてなすために考えたのが,自らも愛飲するハワイの珈琲をサービスすること。来てくれた人に,まず珈琲を入れ,ジェスチャーで勧める。 そして,紙とエンピツで筆談が始まった。彼のもとには,手話と全然縁のなさそうなサーファー達も気軽に集い,身振り,手振りで会話を楽しんでいく。 コミュニケーションで一番大切なのは,伝え方ではなく,相手に伝えたいという気持ち。そんな太田さんの「言葉を越えたコミュニケーション」を多くの方々に知ってもらいたい。
【監督】今村彩子。愛知県出身。愛知県立豊橋聾学校高等部卒業,愛知教育大学教育学部卒業。

●キーン先生,日本語・日本文化を語る ―日本語とともに歩んだ70年―

●時間・会場:14:30-17:00 ・ 名古屋大学東山キャンパス ES総合館2階 ES025講義室

 「大会記念インタビュー」のDVD(約30分)を,何度も繰り返し上映します。
70年前の海軍日本語学校の想い出に始まり,世界の中の日本語・日本文化,日本語の国際化と多様化,日本文化の海外普及,多文化社会を共に生きることなどについて, 日本文学研究の世界的権威であるドナルド・キーン先生のお話を聞く貴重な機会です。
※DVDの上映です。キーン先生は来場されませんので,ご注意ください。

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