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「授業分析」

 「学習者の積極的な発話を増やそう」といろいろ工夫したのに,授業が終わってみると,「結局,自分ばかりがしゃべっていた」などと落ち込んだ経験はありませんか。「やろうとしたこと」や「やっているつもり」であることと実際に起こっていることが違ったりするのです。
 教師が自身の成長や授業の改善を考えるなら,まず,「つもり」ではなく,「実際に起こっていること」を確かめてみる必要があります。そのためには,「実際に起こっていることを見る視点,見る方法」を何か一つ身につけたほうがよさそうな気がしませんか。
 「授業分析班」は,2日間をたっぷり使って,「教師は実際のところ,何をしているのか」「その結果,どのような授業が展開しているのか」を把握する方法を学びます。その上で,「つもり」を実現するためには何をどうすればよいか,考えます。
 「自分の授業を少し距離を置いて見てみたい」「授業がどうもうまくいかない」「授業分析についてちょっと勉強してみたい」という方々,「教師が囚われているルールを暴く」研修に参加してみませんか。

(1)目標
   ア)授業を客観的に把握することにより,教師としての自分を知る。
   イ)囚われているものから自分自身を解放する。

(2)内容
●複数の授業を,授業分析ツールを用いて分析することにより,その共通点・相違点を明らかにする。
●授業を分析することにより,自身が陥っている教師の習慣に気づく。
●自身が囚われている思い込み,不確かな根拠に基づく教育観や学習者観を見つめ直す。
●授業に「変化」をもたらすために,教師行動の代替案を探す。
●代替案を実践した授業と,変える前の授業を分析し,何が変わったのかを確かめる。

(3)日程
 〈一日目〉 FOCUSの紹介
分析モデルの提示:「教師のフィードバック」をFOCUSで分類
授業の分析作業(分析,解釈,内省) 〔グループ作業〕
代替案作り  〔グループ作業〕
 〈二日目〉 分析プロセスや改善案の発表
相互検討会

(4)参考文献
・文野峯子(1991)「授業分析と教育の改善−客観的な授業分析の試み−」『日本語教育』75,51−63,日本語教育学会
・才田いずみ(1992)「自己研修のための授業分析法試案」『日本語教育論集 世界の日本語教育』2,107−114,国際交流基金日本語国際センター
・金田智子(近刊)「教師の成長過程」『日本語教師の成長と自己研修』16−32,凡人社

(5)定員 40名,日本語教育経験のあること

(6)講師 文野峯子,金田智子