リレー寄稿: 人をむすぶ 第3回 和田 一菜さん
- 人をむすぶ
- 2026年10月5日
- 広報委員会
氏名
和田一菜
プロフィール
合同会社pordo代表社員。登録日本語教員。長崎市を拠点に、留学生への日本語教育、地域日本語教育に携わるほか、現在は企業で働く外国人材への日本語教育や、受け入れ企業の人材定着支援に力を入れている。登録支援機関の支援責任者として、外国人材の生活・就労支援にも携わっている。
キーワード
#外国人材 #企業向け日本語教育 #地域日本語教育 #日本語教師のキャリア
研究・実践・情報交流の概要
中学生の頃、私は英語が得意だったわけではありません。それでも、辞書を片手に書いた手紙が海を越え、知らない女の子からエアメールの返事が届いたとき、「ことばってすごい」と心から感動しました。知らない場所を知りたい、いろいろな人に出会いたい。そんな好奇心から日本語教師を目指しました。留学生への日本語教育を中心に、専任・非常勤講師として経験を重ねましたが、出産と子育てを機に、同じ働き方を続ける難しさにも直面しました。そこで「辞める」のではなく、「どうすればこの仕事を長く続けられるか」を考え、フリーランスを経て2022年に日本語教育事業の法人を立ち上げました。
研究・実践・情報交流の特徴と成果
子育てをする中で、小児科や学校など、自然と地域で暮らす外国人の親子に目が向くようになり、外国人支援のNPOとの出会いをきっかけに長崎県の地域日本語教育に関わるように。そこで、目の前の学習者だけでなく、地域や制度、社会全体を見る視点を学びました。現在は、自治体と取り組む地域日本語教育に加え、企業で働く外国人材への日本語教育や、受け入れ企業の人材定着支援に力を入れています。私にとって日本語教育は、かかわりのある人たちと対話を重ね、未来を拓く仕事です。弊社の社名「pordo」は、エスペラント語で「とびら」。ことばの違いを「壁」ではなく「とびら」と考え、そのとびらを開けようとする人のそばで、次の一歩を後押ししたい。中学生だった頃の自分には、「想像できないほど素晴らしい出会いと未来が待っているよ」と伝えたいです。
ホームページ
#リレー寄稿 #人をむすぶ