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NKG-TV シリーズ「社会的存在としての日本語学習者と、民主的シティズンシップ教育」 第1回 「社会的存在とは何か」 を公開中です。

※本動画内での発言内容はすべて、発言者個人に帰属するものであり、学会を代表するものではございません。


「日本語教育の推進に関する法律」が2019年6月に施行されてから、「共生社会」の構築に日本語教育が果たす役割が公的に位置づけられてきています。しかし、それと並行して排外主義・自国第一主義が日本でも隆興し、また政府が「秩序ある」共生政策を打ち出すなど、「共生社会」の像は揺らぎ続けています。
「日本語教育の参照枠」では、学習者を「単に言語を学ぶ者」ではなく「学んだ言語を使って社会に参加し、より良い人生を歩もうとする社会的存在」と捉えています。しかし、排外主義の高まりは学習者が社会に参加する機会すら奪いかねません。このような状況の中で、日本語教育とその関係者は、どのように学習者を社会の一員として包摂し続けられるのでしょうか。本シリーズではそれを、言語教育と民主的シティズンシップ教育に長年取り組んできた名嶋義直氏を講師に迎え、3名の社会啓発委員との対話の中で検討します。

#NKGTV

【講師】
琉球大学 グローバル教育支援機構
名嶋 義直 教授
 
【企画担当】
日本語教育学会 社会啓発委員
岡本能里子、加藤林太郎、岡本拓、竹田悦子

【シリーズ構成】
第1回:社会的存在とは何か
第2回:シティズンシップ教育から見えるもの
第3回:学習者を社会的存在として包摂し続けるために

【収録日】
2026年5月10日

【参考文献】
アレックス・フリス他(著)ケラン・ストーバー(イラスト)浜崎絵梨(訳)国分良成(監修)(2019)『図解 はじめて学ぶ みんなの政治』晶文社.(Frith, Alex et al. (2017) Politics for beginners. Usborne Publishing.)

長田弘(2006)『知恵の悲しみの時代』みすず書房.

桜井直子・奥村三菜子(2024)『CEFR-CVとことばの教育』くろしお出版.

タルヤ・ホンカネン,ヘイッキ・マルヨマキ,エイヤ・パコラ,カリ・ラヤラ(著)ペトリ・ニエメラ,藤井ニエメラみどり(訳)高橋睦子(監訳)(2011)『フィンランド中学校現代社会教科書:15歳市民社会へのたびだち』明石書店.(Honkanen, Tarja, Heikki Marjomaki, Eija Pakola, & Kari Rajala (2006) Yhteiskunnan tuulet, 9. Otava Publishing Co.)

帝国書院編(2024)『社会科 中学生の公民 よりよい社会を目指して』(文部科学省検定済教科書 中学校社会科用)帝国書院.

姫田麻利子(2006)「『欧州共通参照枠』におけるagent/acteurの概念について」リテラシーズ研究会(編)『リテラシーズーことば・文化・社会の日本語教育へ』2(2),pp. 99?111,くろしお出版.http://literacies.9640.jp/dat/Litera2-2-2.pdf(参照 2026-08-28)